アルコールはなぜ太るのか

皆様こんにちは!

 

先日、ウォッカと焼酎の炭酸割というよく分からないお酒を飲んだ谷口です。

 

 

本日はアルコールが太る原因!!

これを証明します。

 

●「アルコールはエンプティーカロリーだから太らない」
●「ハイボールや酎ハイなどの蒸留酒は太らない」
●「太るのは糖質が含まれたお酒や、一緒に食べる食事が原因だ」

 

って言われますが果たしてそれは本当でしょうか?

私と一緒に原因を探っていきましょう!

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、飲んだお酒に含まれる「Äthylalkohol」(エチルアルコール)は、胃や小腸などから100%吸収され、肝臓に入ります。

エチルアルコール→アセトアルデヒド→酢酸

 

という順番で分解され、酢酸は血液に乗って体内に運ばれて行きます

 

問題はその先です!

 

●酢酸は分解されてエネルギーになる

 

お酒から酢酸に形を変えた後は「補酵素A」と結合しアセチルCoAというエネルギーとなるのです。

 

体内に広がった「アセチルCoA」これはTCAサイクルで利用され、他の栄養素と同じように立派なエネルギー源になります。
(お酒がエネルギー源になるなんて思わなかったでしょ〜)

 

「アセチルCoA」は全身のどっかの細胞のTCAサイクルでエネルギー源として使われ「水と二酸化炭素」として排泄されます。

 

少し難しいですね。。。

 

 

●アルコールを少量飲んだ場合

 

少量ならアルコールもエネルギーとして利用され、

はい、アルコールよ、さようならー
(^o^)/~~

めでたしめでたし。
うわさ通り蓄積されませんでしたね。

 

●お酒を飲み過ぎた場合

「余った酢酸は処理できない!」

お酒飲み過ぎによる「酢酸」(アセチルCoA)過剰は処理しきれずに「脂肪分解経路」を逆流して、なんと「脂肪に合成」されてしまうのです。

 

今までは「お酒だけ飲んだ場合」の話
じゃあお酒と一緒におつまみを食べたら・・・

 

●お酒と食事を一緒にすると?

他の栄養素からもアセチルCoAが!!

 

お酒以外の他の栄養素からもアセチルCoAが作られ、せっせと細胞に送られてきます。
これらも使い切れなければ「脂肪」になってしまいます。

 

●アルコール+食事

この場合、食事からもアセチルCoAが摂取され、お酒からもアセチルCoAが入ってきて非常にアセチルCoA過剰状態にあると言えるでしょう。
つまりお客様は観覧車に乗るのに数時間待たなくてはならない状態(燃焼待ち)と言う事です。

 

 

●結論

以上、お酒は焼酎でもウイスキーでも「飲みすぎれば腹も出るし太る」のです。

そもそも「エンプティーカロリー」というのは「カロリーが無い」という意味じゃなく、「エネルギーはあるけど栄養価値が無い」という意味なのです。

つまり、酒類中の栄養素はエネルギーのみが豊富で、その他の栄養素はほとんど問題にならないほど微量であることがわかります。これがエンプティーカロリーって言われる所以ですね。

 

 

 

以上の事から
「ハイボールなら飲んでも太らない」ってのは嘘ってのが解りますし、
「糖質抜いているのに痩せない」ってのはお酒は飲んでるから痩せないんじゃないのかな?って予想がつくんですね。

 

皆さんも本気で痩せたいならばアルコールはほどほどにしましょうね!

 

 

 

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プライベートジムZONE

プライベートフィットネスジムZONEオーナー
学生時代に黒帯取得、体内年齢25歳が自慢の一児の母。
家族の次に、運動、漫画、ゲーム、映画、松本人志氏が好き。

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