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運動する為のエネルギー③

2023/04/05 (水)

皆様こんばんは。
プライベートジムZONE芦屋本店です。

今日は運動する為のエネルギー③についてお話ししていきますね!
前回運動する為のエネルギー②で
解糖系のお話しをしたのですが、今日はTCA回路(クレプス回路)についてお話ししていきます!

今回は複雑ですので
※下の写真を見てみてくださいね。

運動を始めた後、十分な酸素が体内に取り入れられると、解糖系にてグリコーゲンの分解で生じたピルビン酸が骨格筋の細胞中のTCA回路にて酸素と反応します。
その時に二酸化炭素と水が生じる化学反応が起こります。
この時のエネルギーがATP、クレアチリン酸、グリコーゲンの再合成を促します。

前回までに解説した
ATP-CP系と解糖系はATPの再合成に
(酸素を使わない無酸素性エネルギー)

TCA回路内でのエネルギーの発生は
(酸素を利用した有酸素性エネルギー)
このエネルギーは無酸素性の約30倍!
そのため長時間の運動でもエネルギーをまかなうことができます。

どんなスポーツに役立つかと言うと
長距離競泳、スピードスケート(3000-4000m)、クロスカントリー、マラソンなどです。

3回に分けてお話ししていきましたが少し難しいお話しではあったと思います。
簡単にまとめるとスポーツなどにより必要なエネルギー発生機構も異なるため栄養補給の仕方や、トレーニング方法が変わってくるということです!

プライベートジムZONE